ご利用企業様の声

徳洲会グループ

職員のメンタルヘルスを適切な専門家に安心してお任せできる

一般社団法人徳洲会 本部事務局 総務部長様

導入の経緯

従来からホットライン(ハラスメント相談・内部通報窓口)は設置していたのですが、ハラスメントとは異なる、個人的・精神的な悩みの相談があった際には、適切なスキルがなくどのように対応すべきなのか困っていたのが実情でした。
そこで、スマホで時間や場所を問わず、サポートを本当に必要とする時に自分の都合に合わせて専門的なノウハウのある相手に相談ができる点や、組織外かつ匿名制ということもあり職員が気軽に相談できる点がプラットトークス導入の決め手でした。

導入のハードル・解決策

徳洲会グループは、離島・へき地をはじめ全国に 74 の病院他、福祉介護施設等があります。約4 万人の職員を抱えていることもあり、各施設の職員に対していかに周知を図っていくかが導入時の一番のハードルでした。
継続的な周知の取組として、各施設の掲示板にホットライン(ハラスメント相談・内部通報窓口)と併せてメンタルヘルス相談窓口としてプラットトークスを紹介するとともに、各施設の総務を通じて随時個別に案内を行っています。
また、コンプライアンス研修の機会にも一緒に周知を行っており、2022 年 9 月に職員へ配布したコンプライアンスハンドブックの冊子でもプラットトークスを紹介するなどがコンスタントな利用につながっています。

医療機関特有の課題

当グループは、医療機関であり人の生命、身体にかかわる仕事のため、職員は高い緊張感の中で業務を行っています。また、病院・施設に一定人数の専門職を配置しなければならないなど医療機関独特の組織事情もあります。さらに、職員の多くが専門職で、定期異動や職種間の人事ローテーションが難しく、職場のメンバーが固定化されやすい傾向があります。
日常の悩みごとについて職場以外の誰かに話を聴いてもらいたい、という思いに対して、気軽に相談できる場所・環境を整えることは健康運営を実践する上で重要と考えています。

導入効果

プラットトークスは、匿名のカウンセリングサービスのため、個別事案の追跡ができません。そのため、定量的な形での導入効果は判断しづらいですが、相談者を特定することが目的ではないので、その点は割り切って利用しています。
毎月1回、利用状況報告書が届くので、利用件数や相談概要など利用状況を知ることができ現状把握に役立っています。
職員のメンタルヘルスを解決困難な問題として投げ出すのではなく、『適切な専門家に安心してお任せできる』ことは、本部の責任の範囲内で一定の役割を果たすことができるという意味でもとても納得感があり、組織全体の安心感の醸成につながっていると思います。