はじめまして。渡邊則子と申します。私は大学を卒業後、社会福祉の仕事を経て、臨床心理士の資格を取得し、心理職として学生相談、スクールカウンセラー 、発達相談などの仕事をしてきました。また、大人の方へのカウンセリングも行ってきました。
世の中の仕組みが複雑になるにつれ、人間関係が希薄になったり、忙しさのあまり、こころに余裕が持てなくなっている方がいらっしゃいます。「日本人は我慢強い」とよく言われますが、ギリギリのところまでお一人で頑張って、疲れ果ててしまう方も少なくないように思います。そんな時に、誰かにそっとご自分の気持ちを話してみると気持ちが軽くなるかもしれません。いつでも気軽にお話しいただけるような場所を提供できるようになりたいと思っています。

私がプラットトークスに参加しようと考えたのは、オンラインによるカウンセリングに興味があったからです。
従来のカウンセリングは、決められた場所で決まった時間に行われるものでした。もちろん今もそのようなカウンセリングは日々行われています。
しかし、コロナ禍で人と会うことが制限されていた時期があり、そして、今もコロナ以前の状況に完全に戻っているわけではありません。多くの人が閉塞感を抱えながら日々の生活を営んでいます。そのような中で働く人のメンタルヘルスにオンラインカウンセリングは何を提供できるのかについて、その世界に飛び込み、実践を通して考えてみたいと思いました。