自己紹介
はじめまして。久保田智之と申します。
大学卒業後、大手人材広告会社にて営業職を経験後、国際協力NGOにて被災地や紛争地域で心のケア事業をしていました。帰国後は臨床心理士の資格を取得。心療内科や就労支援などで働く人たちに向けてカウンセリングをしてきました。
カウンセリングをはじめるまでは、「話を聞くだけで何が変わる」「話すまでもなく、すべきことは自分で分かってる」など、効果に関して半信半疑なところもありましたが、経験を積む中で、自分の考えや想いを言葉にすることの意味や効果を実感するようになりました。
百聞は一見にしかず。気になっている方はせっかくの機会なので、一度はやってみてほしい。人類が生み出した英知をぜひ体感して頂きたいと思います。
私がプラットトークスに参加する理由
働く方々にカウンセリングの機会をお届けできるからです。これまで学生や主婦、社会人など多くの方にカウンセリングを行ってきました。その中で感じたことは、忙しく真面目な方ほど、自分自身のケアに時間を取れないということです。特に社会人の方は悩みや不安、精神的な不調を感じても忙しさを理由に見て見ぬふりをする傾向が強く、だいぶ状況が悪化し、崖っぷちになって(もしくは崖から落ちて)からはじめて相談に来られる方が多い印象です。確かに就労しながら病院に通ったり、カウンセリングサービスを探したりする時間はなかなか取れません。ただ、ちょっとした悩みや漠然とした不安も、抱えながら過ごしていくと精神的な疲れが溜まり、金属疲労のように耐久力が落ちていきます。プラットトークスを通じて、忙しい社会人の方がご自身に向き合い、整える時間を提供出来たらと思います。
カウンセリングで得られるもの
「心が癒される」「自己肯定感が上がる」、中には「カウンセリングをきっかけに人生が変わりました」など、カウンセリングで得られることは人によって様々あります。私がお話をお伺いしながら感じるのは、クライアントさんの中に「視点の切り替え」が起きていることです。自分自身の気持ちや考えを丁寧に言葉にしていくことで、自分自身に対する理解が深まり、物の見え方が変わります。物事は多面的で、長所と短所は表裏一体です。ご自身の状況や行動、思考や感情を振り返り、語ることでこれまで見えてこなかった面やいつのまにか忘れてしまっていた視点を取り戻すことができます。見え方が変わると、考え方や感じ方が変わり、行動が変わり、人生が変わっていきます。一人で振り返ることは意外と大変な作業です。カウンセリングではカウンセラーと一緒に話すことでゆっくりと安心して、自分自身に向き合う時間・空間が得られます。